青梅市:S様邸インタビュー
S様 奥様 インタビュアー:松岡
施工データ:S様邸
地域:青梅市
お引き渡し年月:平成27年5月
間取り:平屋建て 3K
ご家族:S様、奥様
歳を重ねたからこそ、生活しやすい間取りと家の質を考えた、住み心地の良い家にしたかった。
今はマンションに住んでいるときより、自分の家にいるという気がします。
5年間迷った家づくり。山本さんの印象も良かったんです。
松岡:家づくりを考えたきっかけはなんだったんですか?
S様:私たちは農業をしていて、もともとこの土地はその作業場として使っていたんだよね。
その頃の住まいは、ここから自転車で5分くらいのマンションだったんだ。
住まいと作業場が離れているのも不便だし、いずれどうにかしないといけないなぁと
思ってはいたんだけど、作業場を兼ねた家をつくるとなると、
お金もかかるなぁ、と思って後回しにしていたんだ。
そんな時に、妻にささもとさんの見学会に連れて行かれたのがきっかけになったね。
その時案内してくれた、営業の山本さんの印象も良かったよ。
当時65歳だったんだけど、まだ具体的に家づくりをしようとは考えてなかったんだ。
だから見学会会場で、住所や氏名を書くのにも抵抗があったんけど、
「しつこい営業はしません」って言われて
それを信じて案内してもらったら、その後本当にしつこい営業はなかったね。
松岡:それが、「ささもと建設のお約束」のひとつでもありますからね。
見学会にいらした後、数ヶ月経ってからご来店いただいたんですよね。
S様:そう。見学会に行ってからも何カ月かはこの土地を売るか、
マンションを引き上げるか、どちらにするかを夫婦でずっと話しあっていたんだけど、
ある日、急にささもと建設さんにに行こうと思ったんだ。
それからは決めるのが早くて、2回目に
ささもとさんに打合せに行ったときに
正式に建てることに決めたんだよね。
最初は「解体も含めて1500万円で出来る?」
って聞いたら、
山本さんにはっきり「無理です」って
言われてしまって。
でも内心は2000万円まではいいと思ってたけどね。
「予算がちょっとでもオーバーしたら困る」
という人も多いと思うけど、安くする分、
どこかで質が落ちる部分があるかと思うんだよ。
そういうことも、知り合いの大工さんから聞いたことがあるからね。
私たちは家の質を落としたくなかったし、ある程度の予算を最初に伝えたあとは、
見積りを見る前にささもと建設さんに決めました。
実際はこんなに早く建てることになるとは思ってなかったけど、
あっという間にお願いしちゃったな。
松岡:Sさんは、奥様が間取りを考えていらしたから、間取りの決定も早かったですもんね。
奥様:そうなんですよ。昔から趣味で間取りを書きためていて、
建築雑誌も買い揃えたりしてたんですよ。
若いときは2階建ての間取りを考えていたんですけど、
段々と年を重ねるごとに、平屋の間取りを考えるようになったんです。
60歳半ば、これから20年~25年を夫婦2人で生活することになるから
安心して生活できる家にしたいなっていう夢がありましたからね。
何かあった時にすぐ対応してもらえるし、やっぱり地元密着の会社がいいなって。
松岡:ささもと建設以外の会社は見ましたか?
S様:見てないんだよ。他のところは考えていなかったな。
私たちの考えと、ささもと建設さんの考えが一致していたし、
地元に密着している会社がいいなと思っていたから、
最初に行った、ささもと建設さんでそのまま決めたよ。
奥様:大手ハウスメーカーの中には、地鎮祭や上棟式の日程とか
その他も細かな融通がきかないところがあるって聞いたことがあるし、
大手ハウスメーカーでも、結局この地域の大工さんに頼んでいるって聞いたんです。
それなら近所の会社さんに頼んだ方がいいなと思っていたんですよ。
S様:近所の人も「ささもと建設さんは仕事が丁寧だよ」と言っていたし、
会社が近いと何かあった時にすぐに対応してもらえて安心だからね。
しかも、注文住宅をやっている地元密着の会社ってそんなにないんだよね。
家を建てるなら注文住宅がいいと決めていた私たちにとって、
ささもと建設さんは、私たちの考えにピッタリの工務店さんだったね。
そういえば私たちの家を建築中に、隣の人がささもと建設さんの仕事ぶりを見ていて、
「今度何かあれば、ささもとさんに頼もう」と話してたよ。
松岡:ありがとうございます。そういって頂けると嬉しいですね。
どんな相談にも一生懸命乗ってくれる姿を見て、頼まないわけにはいかないよ
松岡:建て替えようと思ってから、大変だったことはなんでしたか?
S様:一番大変だったのは、荷物の整理だね。仕事をしながら荷物の整理するのは大変だったよ。
あとは作業場を壊して、建て替えるのには不安があったね。
私たちは、個人のお客様にお届けする野菜を作っているから、
建築中の半年間も仕事を休んでたらお客さんに忘れられちゃうでしょ。
それは心配だなって話していたんだよ。
そうしたら山本さんが隣の空地の持ち主さんとの間に入って、
土地を借りる話をつけてくれたり、作業用のコンテナを借りる手配までしてくれて
助かったよ。おかげで仕事を続けながら家づくりができたからね。
松岡:そういえば、そんな事もありましたね。お役に立てて何よりです。
S様:どんな相談にも一生懸命乗ってくれる姿を見て、頼まないわけにはいかないと思っていたからね。
奥様:大手では、ここまではしてくれないと思いますよ。
地元密着で長くやっている会社だからこそ
なんだろうなって思うのよね。
松岡:この家に住んでみていかがですか?
S様:素晴らしいよ!住みやすい。
マンションに住んでいるときより、
自分の家にいるんだなっていう気がする。
マンションでは4階に住んでいたから、
見晴らしが良いとか蚊が来ないとか、いいところもあったけど、
歳を重ねるとやっぱり土のある生活、地に足がついている感覚がとてもいいなと思うね。
奥様:私は自宅と作業場を一緒にできたので、家事がとても楽になりましたよ。
台所の勝手口に土間を造ったのも、庭にもすぐに出れるし、靴も濡れないし、
作業の合間に食事の支度もスムーズに出来るから、とても気に入っています。
すごく便利だし楽になったなって、毎日感じますよ。やっぱり新しい家はいいですね。
松岡:家事をする奥様が、ふだんの家事動線を考えて作るといいんですね。
S様:注文住宅は、全部自分の思い通りに決められるから、住み心地がとてもいいよ。
細かい打ち合わせをしたから、コンセントの使いづらさなどもなくて快適だよ。
リビングの天窓も、付けて良かったよ。すごく明るいね。
家は平屋で、南側の隣地が空き地になっているから、将来そこに何か建ったら
日が当たらなくなっちゃうだろうなって話したら、
「天窓をつけると、明かりは取れるけど、夏場は暑くなりますよ」って言われてね。
それでも、明るいほうがいいなって思ったから取り入れたけど、やっぱり夏場は正直暑いね。
でも、それ以外の季節はリビングの隣の寝室に、朝日がゆっくり射してくるから
いつも太陽の光で気持ちよく目覚めることができて気に入っているよ。
ガス代が安くなりました。
松岡:マンションと比べて電気代・ガス代はどうですか?
奥様:電気代は基本料金が上がったこともあって、
マンションよりは高くなりましたけど、ガス代は安くなりましたね。
マンションで使う暖房はホットカーペットだけだったんでけど、
こちらの家になってからは床暖房だけになりました。それでも安い方だと思います。
今住んでいる家と、自分の状況がマッチしているということが大事かな
松岡:これから家づくりをする人へのアドバイスをお願いします。
S様:自分がどういう家を欲しいかということを強く思っていればいいと思うよ。
一番の問題は資金だと思うけど、安ければいいというものではないからね。
家づくりは、しっかりとしたビジョンを持っていることが大切だと思うよ。
はじめから間取りが全て納得できる建売はないだろうけど、
注文住宅なら、それが叶うからね。
自分の家には使いやすさがないとダメだと思う。
家に普段いる女性が間取りを考えるべきだと思うよ。
男性は見た目を重視しがちだけど、女性は家事動線を考えることができるから、
家づくりの中心になるべきです。
それから、住んでいる家と、住む人間の状況が合っている事も大切だと思うよ。
どんな人が、どうやって暮らしていくのかを考えることが重要だろうね。
大手ハウスメーカーでは、いくつかのパターンから間取りを選ぶらしいけど、
自分たちの家を建てるのだから、
「こんな家が欲しい」っていう、はっきりとした意思表示が大事だよね。
今の若い人たちが家を建てるときは、将来子供が巣立って、
自分たちが歳をとった時にどうするかも考えた方がいいと思うんだよ。
何年か先のことも考えて家を建てることも重要じゃないかな。
わが家の間取りは、同年代の友人みんなが
羨ましいと言ってくれるので、とても嬉しいですね。
見た目ではなくて、しっかりした家と住み心地を重視するなら、ささもとだと思う
松岡:ささもとで家を建てたら幸せになりそうな人はどんな人だと思いますか?
S様:少しお金に余裕のある人ですかね。
変な意味じゃなくてさ。
ささもと建設さんの家は安い訳ではないでしょ。
若い頃は、「みんなで住む場所さえあればいい」
という考えだったけど、
歳を取ると住み心地が良くないと
満足感は得られないと思うんだよね。
自分たちも家も、歳を重ねていくことを考えたら、
予算を抑えて品質の悪い家建てても、
後々メンテナンスが必要になったりして、
結局大変だと思うんだよね。
間取りはもちろんだけど、家の質も大切だし、
何を優先するかによって、理想の家の在り方が変わってくると思うんだ。
だから私たち夫婦は、自分たちぴったりの家を建てたいって思っていたんだ。
お金をかけられる範囲で、自分たちのイメージを重視したからこそ、
私たちは満足できる家づくりが出来たと思っているからね。
見た目重視、価格重視っていうのではなくて
しっかりした家で、住み心地を重視することが大切だと思うよ。
以上を考えて、ささもと建設さんに自分たちのイメージを伝えれば、
必ず納得できる提案をしてくれるので、
それを基に家づくりをすれば満足できるはずです!
松岡:インタビューはここまでです。
今日はお忙しい中、長時間にわたってお話いただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。